今年度から取り入れたチーム担任制ついて詳しく解説させていただきます。

本園はこれまでも、英語は外国人とバイリンガルの専門講師、
運動は専門講師+主任・担任・副担任、
積木は専門講師(主任)+担任・副担任というように、
チームでクラス運営はしてきました。

では今年度、今までと何が変わるのか?

1年間、1つのクラスを1人の先生が担任を務める担任制を変更します。
上記の担任制は、昔から今も変わらず、園業界・学校業界共に、
当たり前のように続いているクラス運営のかたちですが、
その当たり前過ぎる1年間1人担任制を、
はたして本当に最善なのだろうか?と考えました。

今は、何でもガチャで例えられる時代なので、
最近は4月になると、先生ガチャが当たった、外れた・・・、
という声が全国で溢れかえります。
個人的には、この言葉を全国からなくしたいなーと思っているのですが、
そうするには、新人や経験者等、
教師の教育・保育の均等化をはかる必要があると考えました。

次に、子供目線で考えてみました。
1年間同じクラス、同じ友達、同じ先生と過ごした後、
急に4月になり、クラスが変わり、友達が変わり、先生が変わる環境は、
子供にとってベストなのだろうか?

次に、保護者目線で考えてみました。
もし担任とあまりにも相性が合わなかったとしたら?
もしトラブル等で修復不可能な関係になってしまったとしたら?
そうなってしまってからの1年間は長いのではないか?

そこで変更をしたのが、
前期(4月〜10月)と後期(11月〜3月)の約半年で学年の担任を交代して、
これまで通り英語や運動、積木をチームでクラス運営をする、
チーム担任制に変更しました。

チーム担任制には、
受け持ったクラスだけの担任から、学年の担任へと変えるねらいがあります。
以前から、担任には受け持ったクラスばかりではなく、
学年全員を見る!という意識を持って欲しいなーと思っていたので、
それが実現できると考えています。

この変更により、
教育・保育の均等化、保護者と担任の早期問題解決、段階的な環境変化、
クラス担任から学年全体の担任への移行、
そしてなにより、3年間で6人の担任の先生に出会うことができます。

業界的にも珍しい運営のかたちなので、
何かとご心配をおかけしてしまうとは思いますが、
子供にとっても、保護者にとっても、先生達にとっても、
最善のかたちになると思いますので、ご理解とご協力を頂けたら幸いです。

※3号児は、これまで通り複数担任制でクラス運営を行います。