今日は、発達支援機関について紹介させていただきます。

発達支援機関と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

1.支援機関を利用するのは、なんとなく気が重い・・・
2.園や学校から勧められたことがあるけど必要ないと感じる
3.必要性があれば利用する
4.考えたことがない

等、色々だと思いますが、発達支援機関は、
「子育てに関するアドバイスをしてくれる場所」です。

 

(支援機関からのアドバイスの例)

「〇ちゃんは同時に何個も指示を出すと忘れてしまう傾向があるので、
1個ずつ指示を出してあげてみてください」

アドバイスを受ける前は、
「はさみとノリとクレヨンを持ってきてね」と先生が子供に同時に指示
→子供は、「先生なにもってくるの?」と何度も聞く
→先生は何回も伝える

アドバイスを受けた後は、
「はさみを持ってきてね」→「ノリを持ってきてね」というように、
出来てから次の指示を出すように変更。
変更をしたことによって子供も先生もよりスムーズな園生活に。

このように、支援機関からのアドバイスは、
一番は本人、そして家族、教師にとっても重要なものとなります。

ざっくりですが、少しでも支援機関の誤解が取れ、
利用をすることによって理解と援助に繋げられたら幸いです。

 

(補足)
2番の園や学校と保護者の考えに違いが起こるケースですが、
これは園や学校等の集団生活での姿と、
ご家庭での姿との違いによって生じるケースが多いです。
支援機関では、集団生活と個別対応の違い等に関しても、
色々とアドバイスをしてもらえると思いますので、
気になることがありしましたら、悩みを抱えず、相談してみてください。