積木教育について解説
本園では積木を使って、ただ自由に遊ぶだけではなく、
知能を高めるための「知能教育」と、
算数力を高めるための「算数教育」を行っています。
※時間の都合上、正課は知能教育のみ行っています。
※課外は知能教育と算数教育を行っています。
昨年の10月から課外教室を始めて、
約半年間、実際に指導をしてみた感想ですが、
学び(勉強)の理想系ではないかなーと感じました。
あえて勉強と書いたのには理由がありまして、
小学校に行ってから勉強が嫌い!という子が多い中、
積木は遊びの感覚で楽しんで学ぶことができるからです。
積木の勉強法で全科目できたら、
勉強嫌いな子供はいなくなると思います!
まさに理想系。
具体的にどんなことを学べたり、成長できたりするか?ですが、
私(副園長)が担当していた年長クラスでは、
学ぶというよりかは、“身に付ける(習慣)”
ことができるように意識をして指導しました。
具体的には下記の通りです。
・話を聞く、先生を見る(基本)
・すぐに諦めず自分で考えようとする力
・やる抜く力(試行錯誤できる力)
・間違った問題を、もう一度考えようとする力
(学力が伸びない子は、これができない可能性が高いです)
・自分を信じる力(隣の人と答えが違っても自分を信じる等)
・発想力、創造力、思考力(知能で伸ばしたい上位ランキング)
・集中力
・理解力
・空間認識能力
・計算能力
など
半年間指導をさせていただき、上記の成長を感じました。
実際に、脳の成長を目でみることはできないので、
どこで成長を感じたか?ですが、
聞く・見る・集中力は態度で分かりますし
すぐに先生分からなーいと言っていた子が自分で考えるようになった
一回できないという壁にぶつかったら諦めていた子が、試行錯誤するようになった
間違えた・・・で終わっていた子が、間違った問題に再トライし始めた
友達の答えを見て回答を変えていた子が、自分の答えを信じるようになった
なるほどー!と指導者が驚く発想で取り組む子が出てきた
知能で、なんとなくあーでもないこーでもないと
手を動かしながら行っていた子が、
始める前に積木を触らず、頭の中で考えてから始め出すようになった
計算能力は指導していて一発で分かります
こんな感じて、毎週見ていると指導者は成長が分かります。
ただ保護者は、学期に1回の参観なので、
どこまで成長を感じれるかは分かりません。
そう思ったので、補足で今回書かせていただきました。
最後に、これは子供達が自分で何かをやって身に付けるというよりかは、
指導者が凄く意識をしてやっていたことですが
・自己肯定感のUP
正解・不正解以外の部分で良いところを沢山褒めるようにしていました。
例えば、不正解だったとしても、
一瞬隣の子の答えを見て、自分と答えが違うことが分かっても、
自分を信じて答えを変えなかった場合は、
「自分を信じることができたね!すごいぞ!」
みたいな感じで、言葉をかけるようにしていました。
本園の積木教育では、正解・不正解よりも、指導者はそれ以外の部分を
凄く大切に指導にあたっています。
子供は、正解・不正解に凄くこだわって取り組んでいますが。笑
大人になってから必要になることって、
問題の正解・不正解や、大学受験に必要な暗記ではなく、
上記で挙げたことではないかなーと思っているので
そういった点が成長・身に付けられるように指導させていただいています。
P.S.
5月からの令和7年度課外クラスに向けて4月に説明会を行う予定です。
面談の都合上、説明会は1・2回だと思いますが、
検討されている方はご参加ください。
日程は後日お知らせいたします。
新入園児向けですが、年中・年長の保護者も参加可能です。
では説明会でお待ちしております。
説明会を行う予定ですが、課外クラスは人数に制限がありますので、
入会は先着順とさせていただきます。